テクニカル分析:グランビルの法則
ダウ理論と同様に相場の世界で広く知られ、用いられているものにグランビルの法則が挙げられる。
ネット上や書籍も数多くあるが、自分の中でまとめた内容を記す事とする。
まず、どういうものなのか?
簡単に言えば移動平均線と価格を用いたサインであると言える。
そのパターンが買い4種類,売り4種類の計8種類。8種類も覚えるのは大変そうだと考えたが、いざ内容を学習すると大したこと無いと感じた。しかし、このサインは大衆が意識する部分を抽出できる手段の1つである為、理解し脳に定着させる事で少しでも有利な目線を持てると考える。
買い①:MAが「水平or上昇中」でレートが上抜け
買い②:MAが「上昇中」でレートが一時的に下抜け後、再度上昇
買い③:MAが「上昇中」でレートが下抜けせずに上昇
買い④:MAが「下降中」でテートも下降、MAとレートが乖離
以上が買いの4パターンである。売りの4パターンはこれの反対である為、説明不要かもしれないが、一応記載する。
売り⑤:MAが「水平or下降中」でレートが下抜け
売り⑥:MAが「下降中」でレートが一時的に上抜け後、再度下降
売り⑦:MAが「下降中」でレートが上抜けせずに下降
売り⑧:MAが「上昇中」でレートも上昇、MAとレートが乖離
グランビルの法則で用いるMAは200期間が一般的であるが、これは一般論である為、自分の好きな期間で設定しても良いだろう。
ちなみに自分は20期間を用いている。理由はシンプル「200期間って長くね?」である。安直かもしれないが、見ているサイズ感で期間は変更していくのがいいかと考える。
買いの①,④と売りの⑤,⑧は自分には使いこなすことが出来そうにないので、使っていない。基本的に押し目買い・戻り売りが性に合っているので、②③・⑥⑦を狙っている。
さらに詳しい解説や法則の成り立ち等はネットや書籍で検索してもらえればいいだろう。自分は脳内キャパが少ない為、G2・G3だけ確実に記憶する。